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第2回 北海道大学IRAFF・北見工業大学CAFFÈ・帯広畜産大学ALIHUBによる意見交換会およびサイトビジットを北大で開催

2026年9月24日、北海道大学札幌キャンパスにおいて、北海道大学リジェネラティブ農林水産研究拠点(IRAFF)、帯広畜産大学ALIHUB、北見工業大学CAFFÈの3拠点による「第2回 3大学研究拠点によるサイトビジット」を開催。当日は3大学から研究者・URA・研究支援職員など、総勢26名が参加しました。

「現場を見る」ことで広がる研究の接点

午前は、小出陽平教授の説明のもと、北海道大学の農学研究院を中心に、スマート農業教育センター、水田、ジャイアントミスカンサス圃場、100年無施肥畑、アグリフードセンターを巡りました。

スマート農業教育センターでは、山崎歓友特任助教からスマート農業技術について説明を受け、実際にスマートトラクターのデモンストレーションも行われました。自動走行をはじめとする最新技術を目の前に、参加した研究者からは、技術の仕組みや研究・教育への活用についてさまざまな質問が寄せられました。

続いて、小出陽平教授から水田やジャイアントミスカンサスの研究フィールドについて説明を受け、さらに丸山隼人准教授の案内で、100年以上にわたって維持されてきた「100年無施肥畑」を見学しました。最新のスマート農業技術と、北海道大学が長い年月をかけて蓄積してきたフィールド研究の歴史。その両方を一度に見ることができるのも、今回の見学の大きな魅力となりました。

アグリフードセンターでは、西邑隆徳副学長と技術職員の方から施設や取組について紹介いただき、センターで製造されたハム、ソーセージ、ベーコンなども試食しました。研究成果や教育・実習の現場が、実際の「食」につながっていく過程を、味覚でも体験する機会となりました。

研究紹介から、「一緒に何ができるか」へ

午後は会場を移し、ワイン研究センターの講義室にて北海道大学IRAFFの研究紹介と意見交換会を行いました。西邑隆徳副学長の開会挨拶に続き、清水池義治准教授、森本淳子教授、高橋勇樹准教授、田上貴祥准教授が、それぞれの研究や地域での取組を紹介しました。

発表後の質疑では、それぞれの研究内容についての質問だけでなく、3大学の研究資源やフィールドをどのように組み合わせられるか、今後どのような共同研究や人材交流が考えられるかなど、具体的な連携を見据えた議論が活発に交わされました。

今回のサイトビジットを企画する中で重視したのは、研究内容を資料だけで知るのではなく、実際の研究現場を一緒に歩き、研究者同士が直接話す時間をつくることでした。

研究分野や大学が異なれば、普段はなかなか出会うことのない研究者同士もいます。しかし、フィールドを前にすると、「これはどうなっているのですか」という素朴な問いから会話が始まり、そこから思いがけない研究の接点が見つかることがあります。

今回生まれたさまざまな対話を、今後の共同研究やフィールドの相互活用、人材交流へとつなげていくことが、次のステップです。3拠点それぞれの特色を持ち寄りながら、北海道という大きなフィールドを舞台に、大学の枠を越えた農林水産研究のネットワークをさらに広げていきます。

次回のサイトビジットは、11月に北見工業大学の主催で開催予定です。 今回とはまた異なる研究フィールドや技術に触れながら、新たな研究の接点や連携の可能性を探っていきます。